こんにちは!倉建プラスです!
本日は島根県・鳥取県で倉庫・工場が一体何棟建っているのか、
年によってどの程度着工棟数の増減があるのかをご紹介いたします。
ぜひ豆知識としてご活用ください!
島根県では2011年に倉庫が年間168棟を記録し、ここ10年で見ても非常に多く建てられました。
しかし、2012年、2013年と減少の動きを見せ、2013年の倉庫着工棟数は2011年時点の約半分と非常に低く推移して行ったことがグラフから
見て取ることが出来ます。
この落ち込みの理由は所説考えることが出来ますが、その一つに大規模災害による企業投資余力の低下があります。
2011年3月に東北地方にて大規模な災害が発生しましたが、これによりサプライチェーンの維持が難しくなったり、
直接的に影響は受けずとも、本社の位置や提携先の問題など、様々な要因で設備投資をする気にならなかったことが要因と見られています。
実際倉庫となると構想段階から竣工まで長期的に見る必要があります。
つまり2013年度の着工棟数=2011年、2012年に契約した建築物と言い換えることができ、
まさに日本経済の停滞が諸に影響したと考えることができます。
その後、2014~2016年と順調に回復傾向を見せ、2017年に一度下がったものの、年間100棟前後の着工棟数を維持していると見られます。
2011年~2022年までの倉庫着工棟数平均を出すと、約108棟でしっかり建っていることが分かります。
続いて工場のデータを見てみます。
工場は倉庫と違い、あまり増減無くこの10年間推移していることが分かります(平均54棟)
ですが、2020年に倉庫含め少し下がっているように見えます。
この2020年は感染症が流行し始めた年でもありますが、この年度付近から建築資材の高騰が徐々に問題化してきました。その結果、ここ2.3年はあまり変動もなく、現状維持の着工棟数となっております。
続いて鳥取県のデータです。
ぱっと見て皆様も感じていただけたかと思いますが、
鳥取県の倉庫建築需要は島根県よりも安定しており、増減もそう多くはありません。
2018年より若干の減少傾向にありましたが、5~10棟減の推移に留まり2022年度は減少前水準へと一気に大幅回復が見られました。
ですが、平均を算出すると約108棟ということで、長期的に見ると島根県と同じ水準だということが分かり、2県ともきちんと倉庫の需要がある地域だと考えることが出来ます。
工場着工棟数に関しましても、鳥取県は平均55棟となっており、島根県の54棟とほぼ同値を示しています。
つまり、島根県と鳥取県の市場性は過去10年間ほぼ同じであり、引き続き同程度の需要が見込まれる安定した地域と考えることが出来ます。
是非、倉庫・工場の建築をお考えの方は倉建プラスまでご連絡ください!
島根・鳥取エリアでの倉庫・工場施工実績も多く、島根・鳥取エリアであれば多方面からのアドバイスやサポートが可能です!
皆様が現在考えている倉庫・工場が来年、再来年に本日ご紹介したようなグラフの中の1棟になっているよう創建プラス一同尽力させていただきます。
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